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 toso NORI  2023年4月19日(水) 9:09
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好きなアルゼンチンワインです。
メルロー種の方が好きで、結構いけるワインです

 コーレンワインを知っていますか? Henk  2023年3月18日(土) 16:54
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突然で恐縮だが、ここで皆さんに質問。「コーレンワイン」というものをご存知だろうか?
これはオランダでそう呼ばれている酒で、オランダ語ではCoren Wijnと表記し、コーレンワインに近い音で発音する。
何のことはない、ワインというからワインかと思うと、そうではなくこれは英国のジンのご先祖かご本家ともいうべき蒸留酒、すなわちオランダのスピリッツ「ジュネーバー」というオランダの焼酎のことなのだ(右の写真)。

原料はブドウではなく穀類で、ジュニパーベリー(左の写真)という木の実で香りづけされていて特有のアニス臭がする酒だ。英国でジンが作られるようになる17世紀ころまでは長い間当時のフランドル地域(現在のオランダ・ベルギー)から英国にたくさん輸出されていた。日本の鎌倉時代にあたる12世紀の英国を舞台にした推理小説のなかにもフランドルから輸入されたジュネーバーが飲まれている場面が出てきて、思わぬところでジュネーバーの歴史を知ることになった。

今でもジュネーバーのことをジンと呼ぶこともあり、ジュネーバーを置く酒屋ではジンと同じ棚に並べられていることが多い。ただ香りづけの仕方が異なり、英国では17世紀フランドルからのジュネーバーが入らなくなって(英蘭戦争の影響か?)独自に製造せざるを得なくなった時、アニス臭に替えて、松脂臭を付けた現在のドライ・ジンをつくるようになり、今やご本家よりもこの分家の方が英国の経済発展とともに世界的な知名度を持つに至っている。

一方、ご本家であるジュネーバーは英国のドライ・ジンに完全にお株を奪われ影が薄くなり、オランダ以外にはあまり愛好者はいないようだ。私はそんな中で熱烈な愛好者の一人で、ここ30年近く常時に冷凍庫に1瓶はキープしている。なぜ愛好者になったのか?疑問に思われたかもしれないが、それはオランダに勤務になってからではないのだ。

それ以前に、仕事の関係で日本に来たオランダ人が土産に持って来た茶色の陶器製の瓶に入った1本のジュネーバーに始まる。強い酒だが、なぜか美味い。ビールをチェーサーにしてショットグラスでグイっと一気に飲む。日本人はアニス臭のする酒はあまり得意ではないようだが、一旦好きになるとそれはこたえられない。世界的に有名な強い酒にはなぜかアニス臭が付いたものが多いのはなぜだろう。チャイナの白酒・ドイツのシュタインヘーガー・スウェーデンのアクアビット・ギリシャのウゾなどなど。その土産の一本でその魅力にとりつかれたのだった。だからその後オランダ勤務になりオランダ人たちと飲むようになっても、オランダ人が不思議がるほどジュネーバーを愛していたのだ。

今、日本でこの「コーレンワイン」を買える店は非常に少なく残念に思っている。外国の食料品などを扱っている店とかマニアックな酒屋になら置いてあるかもしれないが、品切れのことが多いのはなぜだろう。成城石井には一時置いてあり、何度か買ったことがあるがいつしか消えてしまった(多分、あまり売れなかったからだろう、笑)。

 ボジョレーワインの話 東 孝昭  2023年2月14日(火) 12:57
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これからお話するボジョレーワインの話ですが、どこまで本当か、ひょっとしたら全て作り話かも知れません。実はフランスの酒飲み、しかも酔っ払い状態の人から聞いた話です。それにしては滔々と流れるような演説を聞いた印象でした。まずはその話をお聞きください。

『ボジョレ―なんて最近のワインだ、歴史なんてないさ。フルーティーなんて言うけれど熟成しても旨くならない酒だ。売れずに困っていた時、だれか機転の利く商社マンがアメリカに紹介したのだ。
偶々安いレストラン、想像してみろ、大きな草履のようなステーキのレストランを!腹の減った労働者の昼飯だよ。ワインを樽からグラスに注ぐと言えば格好がいいけれどフランスでは一般庶民のやることさ。

これが偶々当たったのだよ、恐ろしいことだ。赤い血の滴るようなステーキにぴったりのワインだと。マスコミでも取り上げられ一気に需要が拡大したのさ。
小さなボジョレ―村のワインでは間に合わない。それ!とばかり、アルジェリアやエジプトからワインを仕入れ、港でブレンドして輸出したのさ。政府がびっくりして樽での輸出を禁止した。

この商社マン頭がいいね。それならばとご近所の村にも声をかけてボジョレ―ブランドを拡大したのさ。ご本家がそれでは困るという事で名前に少しだけ格好をつけて「ボジョレー・ヴィラージュ」(ボジョレ―村)。同時に値段も上がったが熟成すると味が落ちる。

それじゃあ、ということで一気に売り切ることにして「解禁日」を設けたのさ。本当に商売上手だよな。わしに言わせれば、この段階で日本人が悪乗りしたのだよ。これも商社マンの腕の・・・、いやいや君たち日本の商社マンの話ではないよ。』

この話を聞いたのはバブル崩壊の前後、11月15日(現在は11月第3木曜日)解禁とともに日本にも大量空輸されていた時の事です。パリの酒場(カフェ)でも「ボジョレ―入荷」と言ったポスターが小さく張り出されていました。時には季節だからと一杯注文する人もいたかと思いますが、私が見る限りフランス人は見向きもしなかったと思います。

私の心証は自分の思いと違うワインが海外の金持ちにもてているというフランス人のひがみ根性から出た発言?これが誤解であってほしいとも思うし、それとも本音の話だった方がよかったのか、いずれにしても私には困った話でした。

 ニュージーランドのワイナリー(その1) 脱 輪太郎  2023年2月8日(水) 10:01
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ニュージーランドはワインの産地としても有名である。ニュージーランド航空で成田からクライストチャーチに行く機内で、赤ワインを注文した。すると「ピノ・ノワールですか、それともメルローですか?」と希望を聞いてきた。エコノミークラスでも、ワインのチョイスができることを知り、ニュージーランドのワイナリーに行くことが楽しみになった。

その最初の機会は、クイーンズタウンからマウント・クックに向かう途中に訪れた。ギブストン・バレー(Gibbston Valley)という場所。ニュージーランド南島のほぼ中部に位置し、寒暖の差が大きく、乾燥した大地にブドウ畑が広がっている。もっとも、その後に訪れた南島北部に比べると、規模はずっと小さい。

有名なワイナリーを訪問したが、あまりに観光地化していて、がっかり。売っているワイン、チーズ、その他の土産物すべてが観光客向けの高めの価格設定。結局ここでは何も買わずに、そこから車で10分位のところにあるワイチリ・クリーク(Waitiri Creek)というこじんまりとしたワイナリーに行く。少なくとも景観とホスピタリティーの面では、こちらの方がずっと良い。

客は、我々2名のみ(途中から一組のカップルがやってきたが)。フランスからワーキングホリデーでニュージーランドに来て、このワイナリーで働いているというフランス人の青年に、ここのワインの説明をしてもらう。折角なので、白ワイン(シャルドネ)と赤ワイン(ピノ・ノワール)を1本ずつ購入した。一本30ニュージーランドドル(約2700円)とそれなりのお値段のワインであったが、実は価格に見合った実力はなかった。シャルドネはまあまあであったが、ピノ・ノワールにはがっかり。この3分の1の値段でスーパーで買ったワインの方が、ずっと良かった。

この出来事があって以来、ニュージーランドのワイナリーに行っても、ワインは購入しなかった。(どのワイナリーに行っても、一番安い価格のワインは30ドル程度と強気の価格設定をしていたこともある。また、車の運転をしているので、試飲を控えたこともある。)

後で振り返ってみると、ワイナリー周辺の景色の素晴らしさという点では、ギブソトン・ヴァレーが一番であったように思う。

写真を以下にアップしました。
https://www.flickr.com/photos/datsu-rintaro/sets/72157651116929797/

 モーゼルへの旅 Henk  2023年2月2日(木) 9:33
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若い頃上司にモーゼルワインというのを教えられたことはすでに書いた通りだ。私は日本ではあまり家族旅行というものをしなかったのだが、自分で車を運転してぶっつけで行った初めての旅行が偶然にもそのモーゼル川を訪ねる旅だった。

オランダにいる間はイースターだ、夏休みだ、クリスマスだという比較的長く休める時には家族旅行をするようにもなっていた。ロッテルダムから東にデュッセルドルフへ、そこからライン川を南にケルン、さらに南にコブレンツへ、そこでライン川と合流するモーゼル川に入る。

写真はモーゼル川とライン川が合流する地点で、向こう側に見える黒ずんで見える流れがモーゼル川で手前がライン川。色の違う二つの川の水はこの合流地点からしばらくはなかなか混じりあわず流れていく。ここコブレンツを起点にくねくねのモーゼル川沿いの田舎道に入り、トリアー経由ルクセンブルグに抜けてそこから一路北へロッテルダムまで帰ってくるコース。

モーゼル川沿いのブドウ畑を見ながら、そしてワインを探す。中でも途中のコッヘムとツェルなどの町に行き当たりばったりに車を止め、たくさん試飲をしながらモーゼルワインをたくさん仕入れることになった。左の写真(記事で)はツェルの街で、娘と。

そんな予定ではなかったのだが、あれもこれもと、ついつい買いすぎ(?)たようだ。帰ってからどこで買ったものか思い出せないものもあった。今ならば、インターネットですぐ調べられるのだが、当時はそんな便利なものはないし、ワイナリーの住所だけではなかなか思い出せなかった。

モーゼルの旅で買ったのは全てモーゼルワインだったが、トリアーのレストランで飲んだのはアルザスワイン。これがまた美味かった。一言で言えば、土地柄ドイツとフランスの中間的な感じがした。ブドウの品種ではリースリングをはじめいくつかあるが、白ワインとしては好きなタイプだ。

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