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 次なる出会いは Henk  2023年1月29日(日) 11:46
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子供の頃、父の膝にすわり少しだけ味見をさせてもらってからは、なかなかワインに出会う機会は訪れなかった。少年時代も父がワインを飲んでいた記憶はないので、飲んでなかったのだろう。したがって、お相伴にあずかることもなかった。

大学に入ってからもワインは殆ど飲むことはなく、もっぱらビールかウイスキーだった。しかし、一度だけどういう風の吹き回しかワインを飲んだのだが、その飲んだものもあまり旨いとは思わなかった。そして、そのワインのせいではないが、飲んだあと大騒ぎをして走り回ったため気分が悪くなったという悪い印象だけが残った。多分その前にビールやらを飲んで飲み過ぎていたからだろう。

就職してからも、パーティーなどでは必ずワインが用意されているが、1杯くらいでやはり飲むのはビールの方が良かった。ただ、上司の一人にモーゼルワインが大好きな人がいて、その影響で自分でも時々酒屋に行って鬚文字で書いたラベルのモーゼルワインを探して買って飲むことはあった。当然酒屋の棚には今ほどではないにせよフランス産・イタリア産はじめいろんな国のワインが並んでいたはずだが、そちらには手が伸びなかったのが今思えば不思議なこと。

モーゼル、これなら少し酸味は強いがさわやかな感じで飲めると思った。今思えばやや甘のものが多かったように思う。また、ある時、取引先でもあったハンガリーの方からボトルを一本頂いたことがあり、それがかの有名なトカイワインだったが、これは琥珀色をしていて凄く甘かった。甘さから昔舐めたポートワインを思い出した、ワインというのはやはり甘いものかと。頂いたトカイワインはデザートワインであることを後で知ったのだが、当時は猫に小判だったかもしれない。一体どういうのが本当のワインなのか分からないまま時間は過ぎていた。

 ブルゴーニュ・ワインの産地映像 脱 輪太郎  2023年1月28日(土) 10:55
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ワインについてのマンガ『神の雫』が大ヒットした理由の一つは、相当なワイン通でも知らないようなワインに関する情報が満載のためであろうと思います。

例えば、フランスワイン2大生産地の一つブルゴーニュ地方(もう一つはボルドー)についての詳細な説明には、驚嘆しました。

ブルゴーニュ・ワインの中でも、ディジョンとボーヌを結ぶ街道沿いの、コート・ド・ニュイ(Côtes de Nuits)という地域は、最高級ワインの産地として有名です。

このうち、このマンガでは、ジュヴレイ・シャンベルタン (Gevrey-Chambertin) 、モレ・サン・ドゥニ (Morey- St. Denis)、シャンボール・ミュジニー (Chambolle- Musiany)、ヴージョ (Vougeot)、ヴォーヌ・ロマネ (Vosne-Romanee)、ニュイ・サン・ジョルジュ (Nuits-St. Georges)の6つの村を紹介しています(このうち、ヴォーヌ・ロマネには、おそらく世界で最も有名なワインであるロマネ・コンティ Romanée-Contiの畑があるところです)。

この6つの村を語るだけでなく、その村の主要ドメーヌ(生産者)の紹介、ドメーヌの関係まで述べているところがすごいところです。(この6つの村は、南北わずか10q位の間に入っています。)

なお、10年以上前にこの地で撮影したビデオが見つかりましたので、編集して以下にアップいたしました。(3分24秒あります)
http://www.youtube.com/watch?v=LAe3sA_CKaQ

ディジョンの街の後に出てくるのが、コート・ド・ニュイのブドウ畑です。その後、ボーヌにある修道院を改装したホスピスが登場します。


 「プイィ・ヒュメ」に届かず Henk  2023年1月24日(火) 12:17
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いろいろ飲んだ美味い白ワインの中でも、私は「プイィ・ヒュメ」がどういう訳か一番気に入っている。これは単に好みの問題なのだが、あのフッと独特の香り、火打石を打った時のような匂いが何とも言えず好きだ。

その産地に直接行ってみようと思ったのは、イースターの休みに自分で車を走らせロワール川沿いの古城めぐりを計画していた時で、できればついでにロワールのワインも買って来ようという考えからだった。

フランスに車を乗り入れるのは初めてだが、地図をみて見てロワール川を遡って行けば一番上流にヒュメの産地があるではないかと、いとも簡単に決めてしまった。ということで、あちこち古城を見ながら、ワイナリーにもぶっつけであちこち立ち寄り、旅をしていたのだが、途中で道草を食い過ぎたようだ。

結局、時間切れで本当は一番行きたかったヒュメの里までは行けなくなり、途中断念してロッテルダムに引き返さねばならなくなってしまった。フランスの田舎道は意外に簡単だと思っていたが、やはり道にも迷う。隣に座る地図が良く読めないナビゲーターと喧嘩をしながらなのでなおさら。ともかく、城をあちこち見過ぎた(だが、本来の目的はこちら)。途中のシノン城の近くのワイナリーに立ち寄った。

写真はそこの親爺と番犬のシェパードと一緒にワインセラーで。飛び込みで行ったこともあってこの番犬にはさんざん吠えられたが、こうしていると意外に大人しかった。この親爺にワインのシノン地区で展示販売をしているところを教えてもらい予定外にそこでも随分仕入れたが、そこには当然のことだがヒュメはあろうはずはない。

予定外にあれもこれもと、ここでもついつい買いすぎた(?)。ともかく、この旅行は最後で時間切れということでヒュメの里まで届かなかったのは何とも情けないことだった。もっと、緻密に時間計画を立てて臨むべきだったと後悔しきりだった。しかし、ついにリベンジの旅は出来ないまま帰国することになり、心残りもあってそれ以降ヒュメが余計気になる存在になった。

 ワインに浸るきっかけは「家」 Henk  2023年1月18日(水) 12:35
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さらに、私がワインの世界に少しずつ入り始めたのは、オランダ駐在の後半の3年を過ごした「家」のせいでもあった。その家というのはロッテルダムの中心、しかし近くに森と湖があるクラーリンゲンという閑静な住宅地の一角にあり、ロッテルダムマラソンのコースにも非常に近い。

家は3階建て地下1階の100年以上前に建てられた家で、当時は会社の持ち物だったが、私が建物の管理人兼住人として住むことになった。口悪い友人のオランダ人は「クラーリンゲンのお化け屋敷」というが、その家には、何と地下に3畳ほどの広さのワインセラーがある。

そして、そこには驚く勿れ日本製のエアコンが付いているのだ。居住する他の部屋にはエアコンなどないのに、である。オランダは真夏でもそれほど暑い日は多くないので、部屋にエアコンなしでも十分過ごせる。その意味でこのワインセラーは以前住んでいた人が如何にワインに入れ込んでいたかがよく分かる。

ある時、以前の住人宛に一通の手紙が来た。見るとワインを専門に扱っている問屋からのもの。要は、顧客への売り込みである。それまではワインは近所の酒屋とか事務所の下の酒屋で買っていたが、物は試し、一度その問屋とやらに見学に行ってみようと思い出かけた。

その問屋の広い倉庫にはたくさんの商品、前庭では既に大勢の人がいくつもあるテーブルを囲み皆グラスを持ってワイワイやっている。試飲会である。私が行くと手招きをする。当然酒屋の人たちが大半だと思うが、個人の客にも販売するので私のような場違いの者も歓迎してくれた。

日本人は我々夫婦以外誰もいなかった。そこでいろいろ試し、いきなり10本以上買ってしまった。勢いとは恐ろしい。しこたま試飲もしていい気分になり、また運転して帰った。これを契機にそれ以降、帰国するまで何度か尋ねることになった。

 飲む機会が増えると Henk  2023年1月12日(木) 18:47
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長い間ワインが何たるかを分からないまま時々は口にしていた。しかし、仕事柄海外出張が増え欧米の取引先の人たちとも食事をする機会が増えると、ワインの嗜み方というのも多少は身につけなくてはならなかった。ぎこちないながらも努力(?)研鑽を積むこととなった。もちろん、堅苦しいことはもとより御免だが、失礼にならない程度には振舞わなければならないと思い、自分では努めてそうしてきたつもりだ(果たしてどう見えていただろう?)。

ともかく、ワイン選びはなかなか難しい。そんな時は店の人か相手の人の中にワインい詳しい人がいればその人にお任せするのが良い。生半可な知識はひっけらかさない方がよさそうだ。そのうち、失敗も重ねながら場数を踏むごとに、徐々に分かることも増えてくる。そして、自分自身の体験としてが美味いと思った銘柄は記憶するようにしていたが、覚えていようと思っていてもすっかり忘れてしまい、後であれは何と言ったかとどうしても思い出せないワインも数多くある。ただ、所詮これも好みの問題なので、万人に通用するかどうかはわからない。

そして40を過ぎてから海外赴任をすることになった。赴任地はオランダ、ロッテルダム。オランダはワインの産地ではない。理由は緯度が高すぎるのと年間を通して日照時間が短く、あまりブドウの生産には向いていないことによる。もっぱらビール・スピリッツの世界なのだ。しかし、そこはヨーロッパの国、自国のワイン生産こそないがワインを嗜む文化はちゃんと根付いている。

私はそこでも少しずつ勉強させてもらうことになった。むしろフランスとかのワイン王国ではないだけに私にとってはすんなりと馴染めたようにも思う。たまたま、事務所の下に大きな酒屋があり、事務所の仲間内で飲むワインをよく買いに行っていた、そしていろいろ教えてもらう。知ったかぶりをせず、素直に教えてもらったものだ。

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