チリ最高峰の偉大なワイン「アルマヴィーヴァ」

アルマヴィーヴァ(ALMAVIVA)は、コンチャ・イ・トロが用意したカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適な豊かな畑に、ムートン・ロスチャイルドがボルドーで培った技術が注ぎ込まれ完成したワイン。ブレンドは典型的なボルドー品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンが主体となるが、カルメネールが約20%ブレンドされている。このカルメネールはフランスから苗木が持ち込まれてチリに根付き、90年代まではメルローと混同されていたが、今ではチリを代表するブドウ品種として栽培が盛んになっている品種。

チリにはフランスのように「格付け」というシステムがないものの、アルマヴィーヴァの存在によって「一級ワイン」と呼べるようなワインを造ろう、という意識が高まったことは確か。ブドウに対する徹底した品質管理はもちろん、充実した醸造施設、有能なテクニカル・チームなど、アルマヴィーヴァのワイン造りにはフランスの技術や伝統が息づいています。

パーカーポイントではリリース以来、90点を下回る評価を受けたことはなく、いまやカリフォルニアのカルトワインやイタリアのスーパータスカン、サッシカイアとも競い合う、世界最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンと言える。その存在は、チリワインの歴史を塗り替えたといっても過言ではなく、さらに世界のトップワインの序列に大きな影響を与えた、偉大なワインだ。

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