レセルバとは

ワインを選ぶときに知っておくと得することが一つあります。それはレゼルバという言葉を覚えておくことです。

レセルバ(またはレセルヴァ)とは、樽熟成されているということを示しています。総じて、ミディアムレンジのワイン、くらいの感じでしょうか。エチケットには"RESERVA"(英語では"Reserve")という文字が記載されています。

チリのレセルバワインは、単一品種だけで造る場合と、複数の品種を混ぜて造る場合があります。前者の場合は、品種の特長を生かしたものになり、後者は、各ワイナリーがいろいろな品種をそれぞれ独自の割合でブレンドするため生産者の個性を反映するものになります。ブレンドされたワインのことを、アッサンブラーヘといいます。

さらに、レセルバワインには高品質なものに対して、レセルバ・エスペシャルグラン・レセルバレセルバ・リミタダなどと、格上の名称があります。そして、最上位クラスはレセルバ等々の記載もされない、そのワイン専用のブランド名が与えられたプレミアムワインになります。

レセルバという呼称について、注意が必要なのは、白ワインでは、レセルバと書かれていても、樽熟成されていないものもあります。この場合は、特有かつ独自の風味特性を持つ、という意味でつけられています。

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