寿司には甲州?

昨今、和食が世界的なブームになりパリやニューヨークで日本人シェフがミシュランの星を獲得している。素材そのものの味を生かした日本料理に合うワインは見つからず、グルマンから求められていました。

そんな中、世界に通じる甲州ワインを造るという主旨のもとに造られたのが、「Shizen Cuvee Denis Dubourdieu」。従来、甲州はぼやけた薄甘口が多かったが、2004年より、白ワインの魔術師と呼ばれるドゥニ・デュブルデュー博士指導を受け、すっきりとした辛口に仕上げられました。

キンカンやユズの香り、細やかでさわやかな酸味。アルコール度は低め。評論家ロバート・パーカーも「寿司ワイン」と高評価しています。Shisen Cuvee Denis Dubourdieu 2006年 EU認定第一号となる2007年まではEUが認可する検査機関が無かったため、日本のワインは輸入禁止でした。

そこで、ジャパンワインプロジェクトは、EUと日本の政府、関係機関各所に働きかけ、ついに2007年11月 EUの農業委員会が認めるラボ(検査機関)として、独立法人酒類総合研究所が認定されました。

世界基準で造られているShizen Cuvee Denis Dubourdieuは2006年、日本から初めてロンドンに480本輸出へされ、このニュースは全国版NHKでも大きくとりあげられました。世界中でShizen が注目されるピュアで新鮮なアロマが溢れ、キレがよく繊細なスタイルをもつのが特徴です。

日本料理やアジア料理などとの相性も抜群のドライで軽いボディの白ワインです。味わいは毎年際立って向上しており、フランスを中心に欧州でもShizenの知名度が上がっています。2011年6月ボルドーで行われた世界最大のワイン国際見本市VINEXPOにてスペシャル・キュヴェである2009 VSP Cuvee Denis Dubourdieuと共に初出展をはたし、世界各国の専門家の皆様から非常に高い評価を得ました。

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