はじめまして!

はじめまして。

きっと私が呑兵衛なので頼まれたのだと思うが、ワインについて何か書いてくれと言われてもなかなか書けるものではない。ビール・ウイスキーを始め日頃飲んでいる酒類についてもそうだ。いつもはまるで馬鹿のように飲んでいても、その自分が飲んでいるものがどのようなもので、それらとどのように関わってきたかを上手く表現することはなかなか難しい。また、ワインそのものについての講釈なら内外問わず無数のいい書物もでているので、そちらを読まれる方が余程ためになる。その意味では、私の話は読者にとって何の参考にもなりそうにない。私は酒という飲み物を二十歳前から今の今までいろんな理由を付けながら半世紀以上も飲み続けてきた。それでも酒で体を壊したことは一度もなく、殆ど二日酔いにもならず、さらに幸いなことにアル中にもならずになんとか健康を保ちつつ(?)酒に付き合ってもらってきた。しかし、酒のせいで周りの人々に少なからず迷惑をかけてきたことは大いに反省している。ともかく、私個人としては「酒は百薬の長」という考えには大賛成だ。

さて、ワインか・・・。私のこれまでのワインとの関わりについてなら個人的な体験ではあるが何か少しは書けそうかも。
私はいつワインというものに出会っただろう?半世紀以上前のおぼろげな記憶を手繰ってみると、それは子供の頃まだ学校に上がる前のことだ。父がビールを上手そうに飲んでいて、少し味見をさせてもらった時のあの苦さ、大人はこんな不味いものをよく飲むと思った。片や赤い酒はビールに比べると甘くてこれなら子供でも飲めそうだと思ったが、その時はそれほど飲ませてはもらえなかった(当然)。おそらくこれが私のワインとの「はじめまして」だったかもしれない。その時の瓶のラベルには赤い丸が描かれていたのを朧気ながら覚えているので、まだワインとは言わず「葡萄酒」という呼び方をしていた「赤玉ポートワイン」ではなかっただろうか。でも、これはよく考えると、わたしに限らず日本人男性なら多くの方が似た経験をされているのではあるまいか。でも、あの時なぜ父は日頃飲まない赤い酒を飲んでいたのだろうか。

言いそびれて最後になり失礼しました。こういう私は70を過ぎた無職老人、名前はHenk、このサイトの管理人の友人です。

(Henk)

 

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