ボルドー五大シャトー

「ボルドー五大シャトー」とは、1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー・メドック地区の格付けで「第一級」の称号を与えられた4つのシャトー(醸造所)と、1973年に昇格になったシャトー・ムートン・ロートシルト、これら5つの世界トップクラス・シャトーのことを指します。

 

シャトー・
ラフィット・
ロート
シルト
ボルドー五大シャトーの筆頭ともいえるシャトー。
世界最高峰の名に恥じないその圧倒的なエレガンスは、他に類を見ない。
シャトー・
マルゴー
「フランスワインの女王」と呼ばれるボルドー・メドック地区の中でも、最も女性的とされるワイン。ヘミングウェイがこよなく愛したことでも知られ、日本でも小説「失楽園」で有名になった。
シャトー・
ラトゥール
「不作知らず」とも呼ばれるほど安定したワインを作り出しているシャトー。エチケット(ラベル)に描かれている「塔」は15世紀に土地を所有していたイギリス人が、海賊の攻撃から身を守るために築いたもの。
シャトー・
オー・
ブリオン
ボルドー最古の歴史を誇り、唯一メドック地区以外から選ばれたシャトー。1814年のウィーン会議での晩餐会でもてなされ、「フランスを救った救世主」とまで呼ばれたワイン。
シャトー・
ムートン・
ロートシルト
1973年の格付けで、第二級から一級へと昇格したシャトー。フィリップ・ロートシルト男爵が残した 「ついに、われ第1級なりぬ、かつて第2級なりき、されどムートンは昔も今も変らず」という言葉には、彼の自信と誇りが感じられる。毎年、その時代の著名画家に描かせているエチケット(ラベル)は、コレクターにも人気。

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